Category Archives: サーバ

【AWS】AMIからインスタンスLaunch時にStatus Checksが1/2で止まってしまう件

とんでもなく久しぶりの更新です。

最近、手持ちのサーバをAWSに移行していたりします。

これまでは、別の担当者が用意してくれたインスタンスを使わせてもらう程度で、せいぜいセキュリティグループ編集したりスナップショット作ったりするくらいの程度のいじり具合でしたが、一から作成などをやっています。

そのため、リージョンをアメリカになっているのに気付かず「AWSのmicro遅すぎワロタ」とか恥ずかしい事言ってたりしました。

リージョン移動なんかに際してハマってしまったのでメモ。

・Volumeからスナップショット作成

・スナップショットのCopyメニューから我が国日本を選択

・スナップショットからAMI作成

・AMIをLaunch

でインスタンスのコピーが作成できるのだけれども、インスタンス一覧でStatus Checksが1/2で止まってしまい

エラーによりうまく起動してくれない、という問題が起きた。

必死でググりましたよええ。

どうやらスナップショットを取ったインスタンスのKernelIDと、コピー先でインスタンス起動する際のKernelIDの種類なるものがかみ合っていないとダメらしい。

解決策としては、

・まずコピー元のインスタンス表示からKernelIDを確認する(例えばaki-919dcaf8)。

http://thecloudmarket.com でそれを検索する。

・検索結果のDetailsに出ているNameを確認する(例えばpv-grub-hd0_1.04-x86_64.gz)

・そのKernelNameを更にhttp://thecloudmarket.com で検索する。

・その検索結果一覧にてAmazonマークになっているもの&国のアイコンが日本になっているものを探す(こんなやつ⇒

・そこに表示されているKernelID(例えばaki-176bf516)をAWSインスタンスLaunch時のConfigure Instance Details: Advanced Detailsで指定する。

・それで全てがうまくいく。

はずだったのだが、インスタンス作成完了時にアメリカ語で「アーキテクチャが違うよばか」みたいな事言われた。

そこで手順を一から繰り返してみたら、スナップショットからAMIを作成するタイミング(Create Image from EBS Snapshot)の画面に「Architecture」なるそのものズバリなのがありました。

ここで正しいアーキテクチャ(この時はx86_64)に選び直してインスタンス作成をやってみたら無事に成功しました。

なんでもかんでもデフォルトで「yes」「OK」ボタンを押してしまう悪いクセは良くないな、と思いました。

おわり。

レンタルサーバからメール送信した際にgmailで受信しない

レンタルサーバ稼動で、PHPからmb_send_mailするプログラムというのは定番かと思うけど
まれにgmailに対し送信した際に受信してくれない場合がある。

実際に体験したケースとしては、さくらレンタルサーバのスタンダードプランやVPSを利用していて、サイト上のPHPからメール送信
⇒Yahooメールには届くけれども、gmailには届いてくれない。

といったケース。

迷惑メールに分類される分にはまだいいんだけれども、gmail側が一切受信をしてくれないケースもある。

おそらく、サーバに同居している別ユーザがスパム送信などを行って(もしくは乗っ取られてスパムプログラムが動作して)gmailに大量にメールを送信しており
gmail側から「このサーバはスパムなのでメール受信しない」と判定されてしまっているのだと思う。

Yahooメールなど、他のwebメールに比べgmailはこの辺はかなり厳しい印象。

こうなってしまったら基本的には、こちら側はどうする事もできない。

とはいえ、ユーザ会員登録などでメール内に登録キー付きURLを仕込むような仕組みのサイトの場合、かなり致命的な問題となってしまう。

安プランなどで運営している場合は、サーバを移設してIPを変えてやるのが最も手っ取り早い対処となる。
もしくは経験上、数日から数十日ほど放置していると、突然なおったりもする。

段階としては、迷惑送信が停止してから数日から数十日のスパンで
・メール受信自体を拒否が解除
・迷惑メールに分類される事が解除
・通常メールに分類される
といったプロセスで状況が改善されていくらしい。

この辺はgmailのアルゴリズムによる所。

安プランのサーバは手軽な分、変な業者が同居している可能性も高まるので
なかなか判断も難しい所。

予算がある&確実なメール送信を求められているのならメール送信サービスなどを利用するのが間違いなさそう。
でもけっこう高いんだよなぁ・・